体験する仏教  

ずっと、ずっと求めていたブッダの智慧

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新しいかたちのグリーフケア ー 死後も人は生きています ー(1)

大切な人を亡くした深い悲しみ。それを癒すことをグリーフケアといいます。「グリーフ」は「悲嘆」を意味する言葉です。 昔はこの仕事を僧侶が担ってきたのですが、特に都会では菩提寺を持たない人も増えてきて、葬儀後、僧侶がグリーフケアをすることは減っ…

自己への信

わたしは唱題(南無妙法蓮華経を唱えること)をしながら、自己への信を深めています。その信とは、「わたしの内には仏性(仏としての本質)がある」という信です。 唱題をし、この信を深めていくためには、小島弘之を捨てる(辞める)覚悟をすることが必要だ…

「小島弘之を捨てられますか?」と聞かれたことがあります

「あなたは小島弘之を捨てられますか?」そう、ある瞑想家から質問されたことがあります。 「今すぐ捨てなくてはなりません」ということではなく「捨てる覚悟はできていますか」という意味で、こう質問されたようです。 江戸中期の僧侶、白隠慧鶴(はくいん…

お題目の真髄・その2 ー 仏の子であることに目覚める ー

ー 前回の記事で、次のように記しました。 「娑婆即寂光」を身体(からだ)で受け止め、それが身に染みるようになったのは、令和元年の12月、斉藤大法上人のもとで唱題をしはじめてからのことです。 「娑婆即寂光」とは、以下の日蓮聖人の『観心本尊抄』の言…