体験する仏教  

ずっと、ずっと求めていたブッダの智慧

「ありがたいお説教」をしないオンライン仏教講座 開講のお知らせ

たいがい、長い話をすると嫌がられます。教員時代、わたしの話は長いので有名でした。

生活指導部主任として、始業式や終業式などで、壇上で生徒に話すことがありましたが、わたしの長い話は不人気ではありませんでした。それは「ありがたいお話」をしなかったからだと思います。ありがたいお話というのは「命を粗末にしてはいけません」とか「思いやりを大切に」といったお話です。

生徒から逆に教えられた話とか、わたしがズッコケた失敗談などを話していました。

僧侶となって、法話の後「今日は誠にありがたいお話をしていただき・・・」などと言われると、「どうやら面白くない話をしてしまったようだ」と反省をします。

「ありがたいお話」というのは、だれもが当然と思っている道徳的な話であることが多いものです。法要で「亡くなった、あの優しかったおばあちゃんに感謝しましょう」と僧侶が言って反発を感じる人はいないでしょう。でも大方の人は内心「ハイハイ、わかりました。お説教は短めに」と思っているようです。「ありがたい」ではなく「胸に染み入る」お話をするのは難しいものです。

 

オンライン仏教講座をはじめました。Zoomを通して行うマンツーマン講座です「ありがたいお説教」はいたしません。カリキュラムのない講座です。講座内容は受講者と話し合って決めます。受講回数、受講する日時も相談のうえ決定します。

 

人は皆、異なった環境のなかで異なった課題(問題)を抱えて生きています。受講者の直面している課題を仏の智慧と慈悲の光で照らして、その先へと進むことを目的とした講座です。受講者のプライベートな質問にお答えすることもありますので、他者と一緒に受講する形式の講座にしませんでした。

仏教の基礎を学び、それを日々の生活のなかで役立てたいという方も歓迎です。

すでに受講されている方もいます。詳しいことをお知りになりたい方はメールでお問合せください。メールアドレスは、当ブログ・プロフィール中の「このブログについて」にあります。

会ったことのない僧侶とZoomで話をしようと、一歩を踏み出すのは、ちょっと勇気の要ることでしょうか。でも、そのちょっと勇気のいる一歩が、あなたを変えるかもしれません。