映画『怪物』と幸せ
今朝、ブログの読者からメッセージをいただいた。
是枝裕和監督の映画『怪物』の中の「誰でも手に入るものを幸せっていうの」というセリフが心に残っている。昨日アップしたわたしの記事を読んで、この言葉を思い出した。
以上がメッセージの主旨だ。
わたしが授かった「たましい救済の唱題」というのは、特別な才能がある人しか唱えられないものではない。この唱題の道は万人に開かれている。
このようなブログの記事内容を受けてのメッセージであった。
御霊(みたま)を真に供養できるお題目を唱えられることは、わたしにとって何ものにも代えがたい幸せである。そしてこの幸せは誰にでも手に入るものである。
特定の人にしか手に入らない幸せは、ニセモノの幸せといってもよいのかもしれない。
例えば家柄による幸せ、東大に合格した幸せ。これが幸せなら、庶民やほとんどの受験生は幸せを手にできないことになる。
これについては誰もが頷くだろう。だが「健康で幸せです」というのはどうだろう。これはよく聞く言葉だ。だが健康であることが幸せなら、病気の人、心身に障害のある人は幸せではないことになる。
誰でも手に入る幸せこそが本当の幸せ。そうわたしは実感している。
わたしは『怪物』をまだ観ていないのだが、「幸せ」と同時に「怪物」とは何なのかが気になる。
時間が取れたら、ぜひ劇場で『怪物』を鑑賞したいと思っている。