体験する仏教  

ずっと、ずっと求めていたブッダの智慧

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

さまざまな祈り・祈りの仲間

祈りは特定の宗教を信じていていなくてもできます。分子生物学者の村上和夫博士は、神仏をサムシング・グレート(何か偉大なるもの)と表現されていますが、そのような存在に、よいことが起こるように願うのが祈りであると言ってもよいでしょう。 祈りには何…

永眠を願っている方への残念なお知らせ

死んだ人を「仏さん」と言うことがあります。死ぬことを「成仏する」と言うこともあります。仏とは一切の執着から解き放たれた存在。では死んだらすぐに、その仏に成ることができるのでしょうか。そうであるのならよいのですが。 死とは、永眠。夢も見ること…

わたしって何?

僕って何だろう?。そんな疑問を持った中学生の男の子がいました。 「お母さん、僕って何なの」 「あんたは、わたしの子。男の子で○○中の生徒でしょ。そんな当たり前のことを聞くなんて、あんた、どうかしちゃったんじゃないの」 「お母さん、それは僕の性別…

「ありがたいお説教」をしないオンライン仏教講座 開講のお知らせ

たいがい、長い話をすると嫌がられます。教員時代、わたしの話は長いので有名でした。 生活指導部主任として、始業式や終業式などで、壇上で生徒に話すことがありましたが、わたしの長い話は不人気ではありませんでした。それは「ありがたいお話」をしなかっ…

勝れた仏教瞑想 ー日蓮聖人の法華三昧ー

「優れた仏教瞑想 ー日蓮聖人の法華三昧ー」というタイトルを見て「それってどんな瞑想なの?」と興味を持たれたの方もあるのではと思います。 三昧(さんまい)は、瞑想を意味するインドの言葉「サマーディー」の中国語訳。法華三昧は妙法蓮華経(法華経の…

如来への祈り

高校一年生の教え子が、彼女と初デートをしたと報告をしてくれた時のことです。 「よかったね。で、何処に行ってきたの?」と訊くと、 「鎌倉です。兄が大学受験をするので、お寺で兄の合格も祈ってきました」とのことでした。 参拝したお寺の名を訊くと、何…

神さまへの祈り

神への祈りは届くのか。この問いに答えるには、どのような神を祈りの対象とするのかを明確にしておかなければなりません。 仏教では、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の、輪廻を免れることのできない六つの世界の頂点、天に棲む存在を神と呼びます。この神…

お知らせ・4月17日「世界を癒す24時間お題目リレー」で対談をします。

今回はお知らせです。4月17日(日曜日)、わたしの修行の師、斉藤大法上人と対談をします。 下のYoutubeをクリックすると、わたしの顔と声が視聴できます・・・が、そんなことはどうでもよいことでした。大法上人のお話と二人の唱題(話の伝後に唱題していま…

祈りは効くのか

祈りは効くのか。これは「人の意識は他者に影響を及ぼすことができるのか」と言い換えることもできるでしょう。 長男が幼稚園児だったころのことです。妻が長男について、「怪我でもしたのではないか、なんだか不安だわ」と言い出したことがあります。すると…

人はなぜ祈るのか

こんな道歌(仏の教えを説いた歌)があります。 みぎ仏左ひだりは我と合わす掌の奥ぞゆかしき南無の一声 「ゆかしき」は、「なんとなく心惹かれる。」、「懐かしい」といった意味です。古来、「右手は仏、左手は自分を表す」と言われてきました。合掌の姿は…